Javaの開発環境を作ろう
昔のJava入門では、JDKを自分で探してインストールし、環境変数やPATHを設定してからIDEを入れる、 という長い準備が必要でした。現在はもっと簡単です。この講座では IntelliJ IDEA を使い、プロジェクト作成時に Java 25 LTS も一緒に用意します。
なぜJava 27ではなくJava 25?
2026年9月時点の最新Java SEはJava 27です。ただし、Java 25は長期サポート(LTS)のリリースです。 この入門講座では、新機能を追いかけることより、同じ環境をしばらく使い続けられることを優先して Java 25を使います。
1. IntelliJ IDEAをインストールする
JetBrainsのIntelliJ IDEAをインストールします。現在のIntelliJ IDEAは統合された製品になっており、 Javaの基本的な開発機能は無料で利用できます。
公式サイトから自分のOSに合ったインストーラをダウンロードして、そのままインストールしてください。 macOSではApple Silicon用とIntel用があるので、自分のMacに合うものを選びます。
2. 新しいJavaプロジェクトを作る
- IntelliJ IDEAを起動します。
- New Project をクリックします。
- 左側から Java を選びます。
- プロジェクト名を、たとえば
HelloJavaとします。 - Build systemは、まずは IntelliJ のままで構いません。
3. JDKをIntelliJからダウンロードする
Javaのプログラムを作るにはJDKが必要です。ただし、別のWebサイトを探して先にインストールする必要はありません。
- 新規プロジェクト画面の JDK を開きます。
- Download JDK を選びます。
- Versionで 25 を選びます。
- 表示されたJDKを選び、ダウンロードします。
- Create を押してプロジェクトを作成します。
4. 最初のプログラムを書いてみよう
Main.java を作り、次のコードを書きます。
public class Main {
public static void main(String[] args) {
System.out.println("Hello, Java!");
}
} エディタの左側に表示される緑色の▶をクリックして Run 'Main.main()' を選びます。 画面下のRunウィンドウに次のように表示されれば成功です。
Hello, Java! 「▶を押すだけ」で何が起きている?
IntelliJ IDEAを使うと、コンパイルも実行も自動で行われます。ただし、その裏側では大まかに次の処理が行われています。
ソースコード → コンパイル → Main.class
バイトコード → JVMで実行
最初からコマンド操作を覚える必要はありません。ただし、「ソースコードを書いたら、そのまま直接動いているわけではない」 ということだけ覚えておきましょう。コンパイルについては、このあとの講座で改めて説明します。
これで準備完了です
Javaを勉強するために必要な環境はこれで整いました。環境構築そのものを覚えることが目的ではありません。 ここから実際にコードを書きながら、Javaの考え方を一つずつ理解していきましょう。
この記事について
2026年9月時点のIntelliJ IDEA 2026.2とJava 25 LTSを基準にしています。 画面やバージョンは将来変わる可能性がありますが、「IntelliJからJDKをダウンロードしてJavaプロジェクトを作る」 という流れを基準に更新していきます。