準備編・2026年9月版

Javaの開発環境を作ろう

昔のJava入門では、JDKを自分で探してインストールし、環境変数やPATHを設定してからIDEを入れる、 という長い準備が必要でした。現在はもっと簡単です。この講座では IntelliJ IDEA を使い、プロジェクト作成時に Java 25 LTS も一緒に用意します。

なぜJava 27ではなくJava 25?

2026年9月時点の最新Java SEはJava 27です。ただし、Java 25は長期サポート(LTS)のリリースです。 この入門講座では、新機能を追いかけることより、同じ環境をしばらく使い続けられることを優先して Java 25を使います。

1. IntelliJ IDEAをインストールする

JetBrainsのIntelliJ IDEAをインストールします。現在のIntelliJ IDEAは統合された製品になっており、 Javaの基本的な開発機能は無料で利用できます。

公式サイトから自分のOSに合ったインストーラをダウンロードして、そのままインストールしてください。 macOSではApple Silicon用とIntel用があるので、自分のMacに合うものを選びます。

2. 新しいJavaプロジェクトを作る

  1. IntelliJ IDEAを起動します。
  2. New Project をクリックします。
  3. 左側から Java を選びます。
  4. プロジェクト名を、たとえば HelloJava とします。
  5. Build systemは、まずは IntelliJ のままで構いません。

3. JDKをIntelliJからダウンロードする

Javaのプログラムを作るにはJDKが必要です。ただし、別のWebサイトを探して先にインストールする必要はありません。

  1. 新規プロジェクト画面の JDK を開きます。
  2. Download JDK を選びます。
  3. Versionで 25 を選びます。
  4. 表示されたJDKを選び、ダウンロードします。
  5. Create を押してプロジェクトを作成します。

4. 最初のプログラムを書いてみよう

Main.java を作り、次のコードを書きます。

public class Main {
    public static void main(String[] args) {
        System.out.println("Hello, Java!");
    }
}

エディタの左側に表示される緑色の▶をクリックして Run 'Main.main()' を選びます。 画面下のRunウィンドウに次のように表示されれば成功です。

Hello, Java!

「▶を押すだけ」で何が起きている?

IntelliJ IDEAを使うと、コンパイルも実行も自動で行われます。ただし、その裏側では大まかに次の処理が行われています。

Main.java
ソースコード
→ コンパイル → Main.class
バイトコード
→ JVMで実行

最初からコマンド操作を覚える必要はありません。ただし、「ソースコードを書いたら、そのまま直接動いているわけではない」 ということだけ覚えておきましょう。コンパイルについては、このあとの講座で改めて説明します。

これで準備完了です

Javaを勉強するために必要な環境はこれで整いました。環境構築そのものを覚えることが目的ではありません。 ここから実際にコードを書きながら、Javaの考え方を一つずつ理解していきましょう。

この記事について

2026年9月時点のIntelliJ IDEA 2026.2とJava 25 LTSを基準にしています。 画面やバージョンは将来変わる可能性がありますが、「IntelliJからJDKをダウンロードしてJavaプロジェクトを作る」 という流れを基準に更新していきます。